野菜不足を“見える化”する装置「ベジメータ(R)SC」新発売 日本第1号機「イオンフードスタイル山科椥辻店」に設置 店頭で、野菜摂取量を増やすことを目指します。

アルテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:張能 徳博(ちょうのう のりひろ)、東証一部上場:証券番号9972、以下 アルテック)は、2020年2月12日(水)、新装置「ベジメータ(R)SC(セルフチェック)」の販売を開始しました。

従来装置であるベジメータ(R)を昨年5月に発売して以来、ドラッグストア、スーパーマーケット、健康食品メーカー、調剤薬局など店舗をお持ちの企業様を初め、飲料メーカー、食品メーカー、健診施設、研究機関、健康経営をされている企業様で多数ご採用頂き、ご好評を頂いておりますが、ベジメータ(R)SCは利用者がお一人で簡単に測定できるように改良された新機種です。この度、2月8日(土)に「イオンフードスタイル山科椥辻店」にベジメータ(R)SC第1号機を設置し、3月上旬からの常設に向けて検証実験を開始しました。

ベジメータ(R)SC

■野菜不足は一度認識するだけでは改善できない!?

国民健康・栄養調査によると目標野菜摂取量である350gに達している人は約30%で、国民の多くが野菜不足であることが指摘されています。これまでアルテックのデモ機で、延べ約1万人(ご導入企業を含めると延べ3万人以上)の測定を実施しましたが、350gに相当する「野菜を十分摂れている人」の割合は20%~30%であり、栄養調査結果とよく合致します。また、野菜不足の人の中には、あと一皿(70g)を増やすだけでは不十分で、それ以上の野菜を増やす必要がある人が30%程度存在することがわかってきました。

さらに、これまでのアルテックの取り組みでわかってきたことは、1回のベジメータ(R)測定で野菜不足を認識しただけでは、野菜摂取の改善が長続きしないということです。長続きさせるためには、繰り返し測定を行い、野菜摂取効果を実感しながらモチベーションを維持することが重要で、完全に習慣化するまで何度も測定することが望まれます。肥満を指摘されても、頻回に体重を測定しなければ、ダイエットが続かないのと同じです。

一旦、ベジスコアが上昇しても、仕事が忙しくなり、簡単な野菜不足の食事を続けるとスコアが下がることがわかっています。下図は1年間継続測定した例です。始めは低値でしたが、意識的に野菜摂取を増やし、野菜ジュース(1日分の野菜:株式会社伊藤園)を活用したところ、徐々にスコアが上昇しました。しかし、ところどころ値が下がっているのは、多忙により食事内容が悪化した時期です。このように日々の生活状況でスコアは常に変化します。

従って、単に野菜不足の気づきを与えるだけでは改善は期待できず、スコアの上昇という努力結果を可視化することでモチベーションを維持し、食行動変容に繋げることが重要と考えます。

継続測定

■ベジメータ(R)SC(セルフチェック)

『利用者に気軽に何度も測定していただく』というコンセプトから生まれたのがベジメータ(R)SCです。消費者の方々がご自身で測定を行い、日々の野菜摂取状況を自己管理(セルフチェック)することに特化した新たなアプリケーションです。さらに、ベジメータ(R)SCは本体内部の改良により、従来必要とされた使用前キャリブレーションが不要になり、設置店舗のご負担は大きく低減しました。

今回、初めてイオンフードスタイル山科椥辻店にベジメータ(R)SCを設置しましたが、お客様によるセルフチェック方式により実際に野菜摂取量が増えるかどうかを検証していきたいと考えています。

なお、従来機種のベジメータ(R)もこれまで通り継続販売します。健康イベント・食事指導など検者が非被検者と「対面」で測定する場合や、医学的研究で使用される場合には、被検者情報入力機能と、より精度の高い3回測定機能をもつ従来製品をお薦めします。

ベジスコア

■類似の皮膚カロテノイド測定装置との違い

ベジメータ(R)は、米国特許である「反射分光法」によって皮膚カロテノイド量のみを測定する装置です。類似装置との大きな違いは、類似装置は測定結果がいくつかの段階的なカテゴリーで示されるのに対して、ベジメータ(R)では0~1200の数値で表示され、より小さな変化を捉えることができることと、皮膚にある血液(ヘモグロビン)の影響を特許技術(米国)により極力取り除き、皮膚、肌の色(メラニン色素)の影響を受けないことです。また、ベジメータ(R)は、製造元であるLongevity Link Corporationがこれまでに開発してきたラマン分光装置などとの比較検討から、その精度、信頼性が保証されており、米国農務省が行った試験1)にも使用されて科学的エビデンス(論文)の確立に貢献しています。

ベジメータ

1) L. Jahns, L. K. Johnson, S. T. Mayne, B. Cartmel, M. J. Picklo, I. V. Ermakov, W. Gellermann, L. D. Whigham, American Journal of Clinical Nutrition (2014)